太平洋教会協議会(PCC、事務局=フィジーの首都スヴァ)は6月25日、スイスのジュネーブで開かれている世界教会協議会(WCC)中央委員会への報告の中で、福島第一原発からの放射能廃水の投棄計画を即時停止するよう呼び掛けた。
「私たちは福島原発からの放射能を浴びた廃水を私たちの太平洋の海へ投棄する計画の即時停止を求める自らの呼び掛けを新たにします。その計画は私たちの青い太平洋がもつ生物多様性と未来を脅かすものです。私たちはこの呼びかけに対するWCCの支持を求めます」と、WCC太平洋地域会長であるフランソワ・ピハアタエ牧師=写真右=らが、太平洋地域の全ての参加者が付き添う中で、サモア・メソジスト教会の若い女性信徒であるレマイマ・ヴァアイさんにその報告を読み上げてもらう形で訴えた。
(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)
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