北京で日曜礼拝計画 地下教会の信徒拘束 2011年4月23日
北京警察は4月10日、非公認の守望教会(プロテスタント)の信徒が公共用地で日曜礼拝を計画した、として数十人を拘束した。信徒の1人によると、これまで礼拝に使用していた飲食店から追い立てられたと言う。
計画を知った警察が警告し、一帯を立ち入り禁止にした。中国政府は、礼拝を公認教会にしか認めておらず、非公認の「家の教会」はさまざまな抑圧にさらされている。
警察の拘束を逃れた教会員の1人がAP通信に、約200人が拘束され、付近の学校に留置された、と語った。十数人が警察によって市バスに乗せられ、走り去ったのを見た人もいる。
守望教会のユアン・リン牧師は、前夜から自宅軟禁状態に置かれたため、参加出来なかった。自分の他にも少なくとも6人が自宅軟禁されたという。(CJC)