福祉団体への教会管理強化 教皇が新指針 2012年12月25日
カトリック救援団体が教義に反する活動をしていないか司教が厳密に監督しなければならない、という新指針を教皇べネディクト16世が12月1日公布した。
新指針は、カトリック系の救援団体は「活動に際してはカトリックの教義に従い」、その原則を危うくするような「関係を受け入れてはならない」と述べている。また救援団体が、「教会の教義に反する目的を遂行している団体や制度から」の資金を受けることや、「教会の教義に合致しない」活動のための供与を禁止している。
これらの条件を満たしていない組織には、司教が介入し、信徒に警告し、「カトリックという名称を使用することを禁止」すべきだ、と言う。【CJC】