ドイツ連邦議会 同性婚の合法化を可決
【CJC】ドイツ連邦議会は6月30日、同性婚を合法化する法案を393対226の賛成多数で可決した。合法化によって、同性カップルは結婚に伴う権利を完全に認められ、子供を養子にすることもできる。
採決には4人が棄権。アンゲラ・メルケル首相は26日、キリスト教民主同盟(CDU)議員に党議拘束をしない方針を示したが、本人は採決の際、反対票を投じた。CDUと連立を組む社会民主党(SPD)は法案を強く支持していた。
ドイツでは現在、同性カップルは「市民婚」しか認められていない。今後は、「結婚は、異性もしくは同性の2人の人間が終生の前提で始めるもの」と定義することになる。