WCC総幹事「一致」語る 全アフリカ教会協議会で 2018年7月21日
世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トヴェイト総幹事=写真=は、ルワンダの首都キガリで7月1日から7日まで開催された全アフリカ教会協議会(AACC)第11回総会に出席、「世界教会運動の一致」について、「暴力、飢え、絶望のただ中で人々はまさに平和を待ち望んでいる」と、3日語った。WCCが明らかにした。
「南スーダンの教会は、AACCとWCCの加盟教会やパートナーとともに、さらにカトリック教会との綿密な協力により、南スーダンの人々の声をアフリカ大陸始め世界各地に拡大している」と述べた。諸教会の中で、また諸教会の間で、分裂や反エキュメニカルな動きがあるのは疑いないとして、トヴェイト総幹事は「人種差別や構造的な不正といったみにくい脅威は、なお分裂させる力であり続ける」と述べた。
トヴェイト総幹事は「相互の愛は弟子としての身分証明」として「愛の姿勢は柔らかさや親切以上のもの。相互の責任において、必要な明確さのために、不一致や違いといった表現も可能にするような信頼できる堅固な関係」と指摘した。(CJC)
©Albin Hillert/WCC