日本基督教団（石橋秀雄総会議長）は７月９日、天皇の退位および即位の諸行事に国が関わることに対して抗議声明を発表。声明では、諸行事を公的な行事と位置付けることで天皇を特別な存在だとする印象を与えること、私的宗教行事である大嘗祭への国の関与は信教の自由および政教分離の原則に反すること、宗教行事への国費の支出は政教分離の原則に反することの３点を挙げて、「天皇の代替わりに関する宗教的諸行事、とりわけ大嘗祭に国が関わること」に反対を表明した。