【訃報】 羽田雄一郎さん(参議院議員・立憲民主党) 2020年12月27日
はた・ゆういちろう 長野選挙区。12月27日、東京都内の病院で逝去。53歳。地元紙・信濃毎日新聞(号外)によると、数日前に具合が悪くなり、この日に新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定だったという。
2017年に亡くなった羽田孜元首相の長男。玉川大学を卒業後、伊藤忠記念財団勤務を経て、孜氏の秘書となり、1999年参院県区補選で初当選して以来、4回連続で議席を守り続けた。旧民主党政権では、国土交通大臣などを務め、現在は立憲民主党の参院幹事長として活動していた。
母方がクリスチャンの家系で、自らもキリスト教主義学校の敬和学園高等学校(新潟市)で学び、高校3年生の時、日本基督教団新潟教会で洗礼を受けた。2012年に国土交通大臣に就任したおりの記者会見では、プロテスタントのクリスチャンであるとし、日本基督教団富士見町教会に所属しながらも公務に忙殺され、なかなか通うことができない実情を語っている。
羽田氏の母・綏子(やすこ)さんは、日本製鉄、日本石油の専務、カルピス製造会長を務めた実業家・津下紋太郎(つげ・もんたろ)の孫で、日本ゴム工業(現・オカモト)副社長・津下綱平(つげ・こうへい)の長女。津下紋太郎は、岡山県の教会で金森通倫から洗礼を受けている。(クリスチャンプレス)
内閣官房内閣広報室 - kantei.go.jp – 国土交通大臣 羽田雄一郎, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=68084310による