レポート・ヨーロッパキリスト者の集い 参加した青年の横顔「帰国後もキリストの使者として仕える」 2024年9月1日
濱崎智明(はまさき・ともはる)さん フランス ストラスブール聖書のお話を聴く会
プロのクラシックギタリストを目指してストラスブール(フランス)の大学に進学した19歳。家族はクリスチャンではなく教会との出会いはギター科の先輩を通してで、今年に入って信仰告白をしたという。集いについては「さまざまなプログラムを通して、すべての人が礼拝者として整えられるよう配慮されている点」が特徴であると話す。今後の目標は音楽活動を通してキリストを知りながら、自身もフランスにてライブ活動や講師としての働きを希望している。
トムセン・ペーターさん スイス日本語福音キリスト教会
今年の9月からITを学ぶために大学へ進学。集いへの参加は8回目だという。幼少期から参加していたティーンズやユースのプログラムを通して「自分もキリストと隣人のために仕えたい」と今年はティーンズプログラムのスタッフとして参加。今後の集いに期待していることは「信仰者としての共同体が形成される」こと。「帰国後も各々がキリストの使者として地域と隣人に仕えることこそ神の国だと思うし、集いだからこそそれができると信じている」
佐野真帆(さの・まほ)さん スイス日本語福音キリスト教会
オルガニストを目指してバーゼル(スイス)の大学院で学ぶ26歳。学生でありながらスイス国内の教会にてオルガン演奏の奉仕も行っている。集いの参加は2回目で、今年はティーンズプログラムのスタッフを務めた。「収穫は目の前に広がっている」という言葉を大切にし、「私自身が気づいていない間も、神様は着実に若者の成長のために働きかけてくださっている」と実感した期間であったとのこと。今後の目標はオルガンを通して神の栄光を表すとのことで、ヨーロッパのみならず日本での活動も計画中。教会からのコンサートのオファーも随時受け付けているという。
(聞き手=福島慎太郎)