救世軍清瀬病院が来年3月に閉院 国内の病院運営事業を終了 2026年7月3日

救世軍清瀬病院(東京都清瀬市)は11月下旬をめどにすべての診療を終了し、2027年3月末をもって閉院する。救世軍(西村保司令官)が6月29日に発表した。現在同病院を利用している患者・入所者については、安心して療養生活を継続できるよう、本人や家族の意向を確認しながら、地域の医療機関および介護関係機関と連携し、転院先や入所先等の調整を進めていくという。
同病院は1939年に結核療養所として開設され、戦後は結核患者の減少に伴い高齢者医療へ変化していった。89年に東日本で最初のホスピスを開設し、地域に根差した医療機関として、主に終末期医療の一翼を担ってきた。2024年には高齢者介護のニーズに応えるため介護医療院シャロンを開設した。
救世軍はこれまで日本国内で医療事業を展開してきたが、1916年に開設された救世軍ブース記念病院(東京都杉並区)は、2025年7月に医療法人社団城東桐和会(タムスグループ)へ事業譲渡され、現在は「タムス杉並病院」として運営されている。今回の救世軍清瀬病院の閉院により、救世軍は日本国内における病院運営事業を終了することとなる。
救世軍は1865年に英国で創設され、現在134カ国で活動している。日本では1895年に活動を開始し、現在も高齢者介護、保育、児童養護、児童家庭支援、里親支援、女性自立支援、アルコール依存症者回復支援などの働きを続けている。















