トランプ大統領 聖書事業で20万ドル超の収入 米政府の財務開示で判明 2026年8月3日

ドナルド・トランプ米大統領が2025年、聖書の出版事業から20万8486ドル(約3260万円)のロイヤルティー収入を得ていたことが、米政府倫理局(OGE)が6月30日に公表した年次財務開示報告書で分かった。英キリスト教ニュースサイト「プレミア・クリスチャン・ニュース」が7月7日付で報じた。
報告書は、収入源を「ザ・グリーンウッド・バイブル」と記載。カントリー歌手リー・グリーンウッド氏に関連するLMAプロダクションズ社との出版契約に基づく収入で、所得区分は「ロイヤルティー」とされている。前年の2024年分の開示では、同事業から130万6035ドルを得たと申告しており、2年間の申告額は計151万4521ドルとなる。
商品名は『ゴッド・ブレス・ザ・USA・バイブル』=写真。欽定訳聖書に米国憲法、権利章典、独立宣言、忠誠の誓い、グリーンウッド氏の代表曲「ゴッド・ブレス・ザ・USA」の自筆の歌詞を収録し、59.99ドルで販売されている。トランプ氏は2024年の大統領選挙期間中、動画などを通じて購入を呼び掛けていた。
2025年分の報告書にはこのほか、トランプ氏の名を冠した腕時計から470万ドル、スニーカーと香水から6万7634ドルの収入が記載された。開示内容を基にした複数の海外メディアの集計では、2025年の収入は20億ドルを超えた。現職大統領が在任中も広範な商業活動から利益を得る構図をめぐり、利益相反や公職の私的利用を懸念する声が上がっている。
トランプ氏は7月1日、記者団に対し、自身の資産は運用担当者が管理しており、個人的には関与していないと説明。「私が利益を得ている理由は、株式市場が上昇し、誰もが利益を得ているからだ」と述べ、大統領職を利用して私益を得ているとの見方を否定した。














