庭野平和賞にノートルダム大 ジョン・P・レデラック名誉教授 2019年3月1日

 庭野平和財団(庭野浩士理事長、東京都新宿区)は2月18日、第36回庭野平和賞をノートルダム大学名誉教授のジョン・ポール・レデラック氏に贈ることを発表した。同賞は、宗教協力を通じて世界平和の実現に顕著な功績を挙げた人・団体を表彰するもの。

 レデラック氏は、1955年、米国インディアナ州でメノナイトを信仰する家庭に生まれた。大学在学中から国際的平和構築活動に取り組み始め、これまでにコロンビアやネパール、アフリカなど35カ国以上の紛争地域で数々の調停を遂行した。その理論的かつ実践に基づいた実践ガイドは、多言語にて出版され多くの平和活動家輩出に寄与している。

 今回の受賞にレデラック氏は、「私たちの隣人、さらには敵さえも愛せよとの神のみ言葉、それを身をもって示されたのがイエス・キリストであるとの信念を育てたのはメノナイトの信仰の伝統」とコメント。「このような表彰は、私たちの愛する地球家族が、憎しみ、分裂、そして排除を越えて、本当の癒しをもたらす絆をつくるための大きな励ましを与えてくれる」と語った。

 贈呈式は5月8日午前10時半から、国際文化会館(東京都港区)で行われる。レデラック氏には正賞の賞状のほか、副賞として顕彰メダルと賞金2000万円も贈られる。

 庭野平和賞は、ヘルデル・ペソア・カマラ大司教、世界教会協議会(WCC)のフィリップ・アルフレッド・ポッター元総幹事、ルーテル世界連盟(LWF)のムニブ・A・ユナン議長など、キリスト教関係者も複数受賞している。

 昨年は、キリスト教徒とイスラム教徒が共同で創設したレバノンのアディアン財団が受賞した。

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