世界教会協議会(WCC)中央委員会の議長を2013年から昨年9月の総会まで務めた、ケニア聖公会の女性信徒であるアグネス・アブオム氏(宣教学博士)が、急病のため母国ケニアで死去した。73歳。WCCが6月1日に公式サイトで伝えた。
WCCは同氏を「愛されたエキュメニカル指導者であり、平和をつくる不屈の人」と評した。「WCCは、直近の元議長を失ったことに、哀悼の意を表します」「彼女は謙虚な精神と、大きな憐れみ、そして確固たる信仰を持つ女性でした」などと、WCC総幹事のジェリー・ピレイ氏はコメントしている。
(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)
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