【訃報】 ムラサキスポーツ創業社の金山良雄さん 宣教・教育活動にも尽力 2026年9月20日

スポーツ用品大手ムラサキスポーツの創業者で、JTJ宣教神学校理事長、上野の森キリスト教会長老などを務めた金山良雄(かなやま・よしお)氏が9月20日、逝去した。94歳。
24日正午~午後5時、東京都台東区の上野の森キリスト教会で、拝顔のみの自由会葬を行う。葬儀は後日、親族のみで執り行う。喪主は妻の英子(ひでこ)氏。故人の遺志により献花料、供花、供物、一般参列の儀は辞退する。お別れ会は11月21日に開催する予定。
1932年生まれ。在日韓国人2世。明治学院大学卒業。純喫茶「紫」の経営を経てスポーツ用品販売に参入し、1968年に「紫商会」を設立。1970年代初頭にムラサキスポーツを創業し、1973年に株式会社ムラサキスポーツへ改組した。サーフィン、スケートボード、スノーボードなどの用品を扱い、若者文化とアクションスポーツの普及に貢献。全国に店舗を展開する企業へと成長させた。
「紫」という名称は、聖書で王権を表す高貴な色として用いられ、キリストの気高さを象徴する色だと知ったことから社名にも採用したという。ムラサキスポーツは創業当初から「青少年の育成」「スポーツ文化の発展」「永続性のある会社」を経営理念に掲げてきた。
事業家として活動する一方、キリスト者として宣教、教育、福祉活動を長年支援した。1990年にJTJ宣教神学校理事長に就任。上野の森キリスト教会では長老として奉仕した。1995年には米ゴードン・コンウェル神学校から名誉神学博士号を授与された。
2002年には、障害のある子どもたちなどを支援する恵友学園の理事長に就任。同年、栃木県日光市に祈りや研修などのための施設「日光オリーブの里」を設立し、理事長を務めた。日本ギデオン協会などの働きにも携わり、教派を超えた宣教活動を支えた。
2012年には、日本福音振興会が日本の福音宣教に長年貢献した人物を顕彰する「日本福音功労賞」を受賞。13年に牧師の中野雄一郎氏と行った対談では、「置かれた場所で一番になる」「祈りと礼拝を大事にする」との姿勢を示し、次代を担う若者への期待を語っていた。
写真=上野の森キリスト教会















