神戸女学院大学 被災地学生受入 2011年4月2日

 神戸女学院大学(飯謙学長)は、東日本大震災の被災地にあるキリスト教学校教育同盟傘下の大学に在籍する女子学生を対象に、一定期間学生を受け入れる方針を決定した。

 受け入れは2つのカテゴリーに分けて行われる。一つは、同大学への通学可能地域に住居(親戚など)があり、そこに「疎開」している学生に図書館を開放し、希望者を特別聴講生として迎えるもの。希望者は、在籍する大学の紹介状を得る必要があるが、図書館に関しては、学生証があれば利用可能にする方針だという。

 二つ目は、同大学への通学可能地域に寄留先のない被災学生のうち、希望者10人までを、同学院が住居と生活支援金を提供する特別聴講生として迎えるもの。募集はキリスト教学校教育同盟を通じて行う予定であるが、詳細は検討中とのこと。

 聴講料は無料。受入期間は、2011年4月~7月末。授業を受講し試験に合格すれば、在籍大学の単位として認定を受けられる予定。神戸松蔭女子学院大学(郡司隆男学長)も宮城学院女子大学を支援する方向で現在検討を進めている。

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