カトリック東京教区 支援活動一本化 ボランティアセンター設立 2011年5月21日

 これまで真正会館学生センター、JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)などを窓口とし、仙台教区サポートセンターを通して被災地へボランティアを派遣してきたカトリック東京教区は、活動を一本化し、教区として力を結集させ被災地支援を強化していくため、4月24日、「カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)」を設立した。

 センター長は、幸田和生司教。事務局を東京・六本木のフランシスコ会聖ヨゼフ修道院内に設置し、今後1年間の予定で活動していく見通し。

 活動内容は、①仙台教区サポートセンターとの連携のもと、CTVC協力ベースへの継続的なボランティア派遣を通じた被災者の支援、②東京近郊への避難者を支援(シェルター紹介、サポート、ボランティア派遣など)、③被災地支援および避難者支援を行っている団体との連携促進(連絡会の実施)。

 仙台教区サポートセンターは、塩竃、石巻、釜石の各協会をボランティア活動ベースとし、全国各地からのボランティアの受け入れ調整を行っている。現在まで通算500人以上のボランティアが各被災地のニーズに対応し、活動してきた。 

 カトリック東京ボランティアセンター設立にあたり、東京教区に拠点を置く小教区、修道会・宣教会、諸機関の情報交換の場として4月28日、第1回連絡会が行われた。カトリック東京国際センター、各教会、カトリック学校のPTAなど30団体ほどが集まった。聖心中高の父の会は、震災直後に集まって物資を現地まで運びに行ったという。

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