救援対策基金活用に力入れ 日基教団 2011年5月28日
日基教団(石橋秀雄総会議長)は第37回総会期第1回常議員会で設置された「救援対策基金」に関する運用規定に従い、東日本大震災の翌日に「救援対策委員会」を立ち上げた。委員は災害対応担当の道家紀一氏(書記)、社会委員長の釜土達雄氏、内藤留幸総幹事を含む6人。
3月13~16日には石橋議長を筆頭に4人が被災地を訪問。被災した3教区へ50万円ずつお見舞い金を渡し、さらに各1千万円を「教区の責任において被災教会・伝道所の救援」する目的で送金することとした。
阪神・淡路大震災の第2次募金から6千万円と、中越沖地震被災支援募金の残金700万円を繰り入れてスタートした「救援対策基金」の活用については、同対策委員会を中心に、現地の救援委員会と連絡を取りながら、被災教会の救援を経験した教区の教訓を生かして検討するという。