「ペンテコステの日程を東西共通に」 WCC トゥヴェイト総幹事 2011年6月25日

 世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト総幹事は、2011年のペンテコステ(聖霊降臨日)が東方教会、西方教会とも6月12日に祝われたことを歓迎、これからも同日に祝えるよう一層の努力を求めた。

 「ペンテコステは教会がその働きを始めるために聖霊が降ったことを記念している。貧困と暴力によって裂かれた世界にあって、わたしたちを強め、キリストの平和のための証しにおいてわたしたちを一つにするという聖霊の賜物に感謝する」と言う。

 ペンテコステは、イースター(復活祭)から50日後に祝われる。イースター自体が、西方教会ではグレゴリオ暦により、東方教会ではユリウス暦によるため、東西で日程が一致せず、ペンテコステも一致しないことが多い。およそ西方教会では5月初旬から6月上旬の日曜日、東方では5月初旬から6月下旬の日曜日に行われる。

 イースターとそれに続くペンテコステの日程が東西で一致したのはこの10年間で5回。今後は17年と25年に当たる。

 トゥヴェイト総幹事は、共通日程問題が、13年に韓国釜山で開催されるWCC大会への準備の中に組み込まれることへの期待を表明した。

 共通日程問題は1980年代にも全正教会レベルで検討されたことがある。しかし当時は教会の多くが共産主義体制の下にあり、現実の問題にまでならなかった。97年にWCCと中東教会協議会がシリアのアレッポで開催した協議では、新たな日程算出法が提案されている。

 トゥヴェイト総幹事は、アレッポ協議の路線に沿って今後の作業が、多彩な伝統に立つキリスト者の間で進められるよう希望する、と語った。(CJC)

 

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