「トリノの聖骸布」ジョットが描く? 2011年6月25日

 英紙テレグラフによると、「トリノの聖骸布」はルネサンス初期の巨匠ジョットが描いた、とイタリアの歴史家ルチアーノ・ブソ氏が主張している。セピア色の布に隠されていた署名を発見した、と言う。

 ブソ氏はまた「15」という数字も発見したが、それは1315を意味するのではないか、としている。ジョットが、損傷の著しい聖骸布の正確な複製品の製作を委託されたのだ、と言う。

 1315年に作られたとすると、炭素同位元素法による調査で14世紀初めのもの、との鑑定結果とも一致する。

 ブソ氏は、キリストの身体を覆った布が実在したのだが、複製が完成した後に分解してしまったか、喪失したか、または焼却されたのではないか、と考えている。(CJC)

 これに対し、「トリノ聖骸布博物館」のブルノ・バルベリス館長はこの主張に強い疑念を示している。「まず物理・化学的試験で、布は描かれたものではないことが分かっている。第二に、布の拡大図を多くの学者が作り、いばらの冠やアラム語、ギリシャ語、ラテン語がないか、捜したが見つからなかった」と語った。

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