石橋議長が京都・沖縄で総会を傍聴 京都教区は「新報」取材も拒否 2011年7月23日

 2004年以来、問安使の受け入れを拒否している京都教区(井上勇一議長)は、「教団新報」の紙面が公平性を欠くとして同紙の取材も拒否。派遣された記者は開会前に教区三役と協議したものの議場に入れず、取材を断念した。新報の紙面には事の経緯と、選挙結果のみが掲載された。奥羽教区は一昨年の教区総会報告について、同紙が記事訂正に応じなかったことを理由に昨年の教区総会取材を拒否している。
 また、京都教区は今年の教区総会において石橋議長が議場に入って15分ほど傍聴し、教区議長による退席指示に従わなかったことについて、「教区議長の許可なく議場に入って傍聴し、議場を20分にわたり混乱させた……非常識で強引な行為に対して抗議し、謝罪を求めます」とする要求書を5月10日、議長宛に送付した。
 これに対し石橋議長は6月30日、井上議長に文書で回答。「要求の趣旨は理解しましたが、教会的機能および教務に関する教団と教区との関係、教団総会議長の責任等に鑑みて疑義があります」とし、信仰職制委員会に諮問していることを明らかにした。
 石橋議長は、同じく問安使の受け入れを03年から拒否している沖縄教区(竹花和成議長)の総会にも出席し、「議長就任以来、沖縄教区との距離を何とかして縮められないかと適切な機会を探して来た。沖縄教区の姿をこの目で見せて戴き、今後どのような関係を築いて行けるか考えたい」と語った。総会の傍聴について、傍聴者の一括承認で異論は出なかった。

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