北朝鮮水害に緊急救援 米「サマリタンズ・パース」 2011年9月17日

 【CJC=東京】北朝鮮で発生した水害の救援のため、米国から90万ドル(約7千万円)相当の緊急援助物資100㌧を載せた輸送機が、平壌市順安の国際空港に9月3日到着した。同州ブーンに本拠を置く福音派系人道援助団体「サマリタンズ・パース」(フランクリン・グラハム総裁)が送ったもの。
 「北朝鮮の人たちを愛する神がいることを知ってほしい」と語ったグラハム総裁。「5月に北朝鮮を訪問した時、緊急援助が必要としていることが分かったが、最近の洪水で事態はさらに緊迫している」と言う。
 米国務省は8月18日、「米国際開発局(USAID)が複数の非政府組織(NGO)を通して、救援物資を北朝鮮の江原道(カンウォンド)と黄海道(ホァンヘド)地域に送る」と発表した。「北朝鮮に対する人道的支援は政治・安保的な憂慮と分離するというのが米政府の立場」と明らかにしている。
 米国務省は90万ドルを国内救援組織に拠出したが、「サマリタン・パース」は独自に120万ドル援助を追加した。また援助物資の配布状況を観測するため、スタッフが北朝鮮を訪問する。

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