メサイヤを歌う会グレイス合唱団 “信仰の次元、響きが違う” 2011年10月15日

 メサイアを歌う会グレイス合唱団(重見通典代表)は9月17日、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で日独交流150周年を記念するチャリティコンサートを行った。ドイツから来日した室内合奏団アクロアマ・アニマータと共に、聴衆を「J・S・バッハの世界」へと誘った。
 カンタータ「キリストは死の縄目に縛られ葬られた」「神は我らの砦」などの曲目を終え、拍手の渦のなか、牧師でもある指揮者の重見氏は天に向けて指をさしていた。
 団長の園山繁俊さん(日本福音ルーテル武蔵野教会員)は、「演奏を終えた時、ふつうは皆に労いの気持ちを表現するが、重見先生はやらない。(重見先生の)天に向けての拍手は奇異に見えるかもしれないが、そうした心があの音を鳴らせるのかなと思う」と話す。
 グレイス合唱団は1999年に発足。キリスト降誕2000年を記念しようと、重見氏が中心となってメサイアを歌う会として呼びかけた。
 これまで著名な指揮者によるコンサートでも歌ったことがある園山さんだが、ノンクリスチャンの指揮者では何か物足りないと思っていたという。
 「信仰の次元からあふれてくる音楽は響きが違う。聖霊が降るというか、天の扉が開くというか……。そういうハーモニーが聞こえるんです」
 歌うメンバーにはノンクリスチャンも多いが、週に一度の練習は「祈りに始まり祈りに終わる」と、園山さん。12月8日には、大泉学園に近いゆめりあホール(東京都練馬区)で「メサイア・シンギング・クリスマス」を予定している。

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