教会のパートナーとして 太平洋放送協会 60周年で記念式 2011年10月22日

 ラジオ番組「世の光」などを制作している一般財団法人太平洋放送協会(PBA)が創立60周年を迎え、10月7日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で記念式典を行った。
 奨励で登壇した名誉会長の村上宣道氏(日本ホーリネス教団坂戸教会協力牧師)はこれまでの歩みを振り返り、経済的危機が何度もあったことを強調。「これは神さまの事業。これからも困難はあると思うが、すべての人に福音を伝えるのは教会の使命。その教会の下請け的なパートナーとして活動していきたい」と抱負を述べた。
 1951年、6人の米国人宣教師により太平洋放送協会の前身となる太平洋東洋放送会社が設立され、放送伝道がスタート。今日では各地の放送伝道協力会と地域教会により、同協会で制作されたラジオ、テレビ番組が北海道から沖縄まで全国で放送されている。
 同協会は2008年から施行された新公益法人制度に際し、3年前から移行の手続きを進めてきた。

初代理事長 羽鳥明氏も出席
 この4月、一般財団法人としてスタートとすると同時に理事長へ就任した堀肇氏(日本伝道福音教団鶴瀬恵みキリスト教会牧師)は、理事長職を依頼された当初、「牧会に関わってきた人間は組織の運営にはふさわしくないのではないかと数カ月間悩んだ」ことを明かし、「『福音とは何か』ということを臨床の場から考えてきた。背景の異なる場から来た者だが、PBAのために尽力したい」と語った。
 この日は同協会初代理事長で現在顧問を務める羽鳥明氏(90歳)も家族に付き添われて来場。初の日本人ラジオ牧師として活躍した羽鳥氏は、「福音を恥としない」「宣教のためには何でもやる」をモットーにしてきたという。「苦しくても無駄なことは何一つない」と放送伝道にたずさわる喜びを話した。

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