和歌山・ピースプロジェクト 自殺防止にTシャツ販売 2012年1月21日

 和歌山県白浜町で自殺者救済活動・生活自立支援活動に取り組むNPO白浜レスキューネットワーク(藤藪庸一理事長)は、自殺防止活動の一環として、PIECE PROJECT(ピースプロジェクト)を12月24日から開始した。

 内容は、同プロジェクトのロゴが入ったTシャツ(1枚2500円)=図=とトレーナー(1枚4千円)をイベントやシンポジウムなどを通して1枚販売するごとに、売上の一部(Tシャツの場合500円、トレーナーの場合千円)を販売した団体の活動予算に還元していくというもの。個人で購入した場合は、500~千円が、白浜レスキューネットワークの活動資金に充てられる。プロジェクトには誰でも参加できるが、還元された活動費は、自殺対策、困窮者支援、子どもへの教育や福祉に関わる活動(人件費含む)に使用することが原則となる。

 日本バプテスト教会連合白浜教会の牧師でもある藤藪さん。白浜町の景勝地である三段壁で自殺者が後を絶たなかったことから、前任の江見太郎牧師が1979年に始めた電話相談と保護活動を、99年から引き継いだ。

 今回のプロジェクトは、自殺防止活動に取り組む団体が自分たちで自己資金を稼ぎ、なおかつ啓発もできるようにと願って発案。プロジェクトの名前には、「ジグソーパズルが1ピースでもなくすと出来上がらないのと同じように、この世に生を受けた者は誰でも、社会にとってなくてはならない存在であって、欠けてはならない、代わりのいない存在だ」というメッセージを込めた。ロゴには、形の異なるパズルのピースがつながり合った十字架がデザインされている。

 プロジェクト開始から2週間で約30枚の注文があったという。当面は毎月300枚の販売を目標にしていきたい考えだ。注文は、ホームページ(http://www.pieceproject.jp/)、またはプヒ工房(℡0739・34・2255)まで。

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