大阪キリスト教短大が開学60周年 「道・真理・いのち」のキリストに倣い 2012年5月19日

 大阪キリスト教短期大学(津村春英学長)は4月24日、開学60周年式典を行った。在学生、来賓、関係者など約500人が参列した。

 式典では阿倍野区長の村山晋一氏が同短大の地域への貢献に対する感謝を述べた。

 記念講演では、プール学院大学学長の木村一信氏が「或る『一粒の麦』――ジャワの一人の日本人医師」と題して、知られざる日本人キリスト者の生き方から、社会の中に隠れた命の働きをするキリスト者の使命とキリスト教精神の意義を語った。

 津村学長は式辞の中で、同短大の目指す教育を〝For the Student, for the Community, for the Globe, and All for the Lord!〟(学生のため、地域のため、地球のため、そして、すべては神のために!)と英語で表現し、新たな教育への決意を述べた。

 同短大は、自由メソヂスト教会の伝統をくむ河邊貞吉により1905年に設立された大阪伝道学館を母体とする。52年、大阪基督教短期大学神学科Ⅱ部が開設された。その後、時代の要請に応じて保育科、初等教育学科、児童教育学科などを開設し、現在は幼児教育学科、国際教養学科、専攻科神学専攻の3学科を擁する。

 キリスト教精神に基づく人格教育をモットーに、「道・真理・いのち」であるイエス・キリストに倣って神と人に仕える人間教育を目指している。

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