教文館がギャラリーステラ開設 写真展「その時、教会は――3・11後を生きる」 2012年7月7日

 教文館(東京都中央区銀座)3階のキリスト教書部内に、ギャラリーステラが6月にオープンした。ラテン語で星を意味するステラ、のように輝く催事場になることを期待しての命名。

 初回催事としてキリスト教古書市を開催。

 6月15日から7月5日までは、東日本大震災を写真と証言で綴る『信徒の友別卷』の写真展「その時、教会は――3・11後を生きる」を開催。

 同写真展とともに6月23日には9階のウェンライトホールで「東日本大震災被災地復興支援の輪を広げよう」と題して、太田春夫(日基教団千代田教会牧師、前新生釜石教会牧師)、野田沢(学生キリスト教友愛会主事、牧師)両氏による講演会を開催した。

 太田氏は新生釜石教会の被災前後の状況や、被災地で関った人々を写真で紹介しつつ、顔の見える支援の大切さを述べ、日本基督教団東北教区被災者支援センター「エマオ」(仙台市)の中心スタッフの野田氏は、教会とキリスト者の視点からボランティア活動の実際を語った。

 写真展パネル提供の日本キリスト教団出版局では「教会、書店で同様の催しを考えられるならお貸ししたい」と上原一茂氏(同出版局営業課長心得)。

 キリスト教書部店長の加川昌宏氏はギャラリーステラの開設について「お客様に少しでもお楽しみいただける空間を提供するとともに、文書伝道の担い手として写真や絵本原画展示会などが開催できるような設計にした」と話す。また持ち込みの企画も検討すると言う。

 ギャラリーステラのオープン時間はキリスト教書部営業時間と同じ。

 7月7日から7月17日まで「いわさきちひろフェア(ドキュメンタリー映画公開記念)」を開催。ピエゾグラフ(高精度に再現したデジタルアーカイブ)作品の展示、額絵なども販売する。

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