盲伝全国修養会「呼びかける声がある」 〝今こそ十字架の救いの原点に〟 2012年8月18日

 日本盲人キリスト教伝道協議会(日高馨輔議長)は7月23~24日、第61回全国修養会をホテルサンルートニュー札幌(札幌市)で開催した(盲伝婦人部第51回修養会との共催)。「呼びかける声がある」(イザヤ40章3節)を主題に、雲然俊美氏(日基教団秋田桜教会牧師)が講師を務めた。

 今回の全国修養会は、昨年60周年を迎えた同協議会の将来の構想と、東日本大震災により甚大な被害を受けた被災地の痛みを共に分かち合うことを祈りつつ行われ、ボランティアを含む約130人が全国から参加した。

 講師の雲然氏は長年にわたり秋田桜教会で伝道・牧会にあたり、東北盲信徒会の中心メンバーの1人として活動を担ってきた。講演では、震災による原発と放射能汚染の脅威に触れ、「今こそ信仰の原点、十字架の救いの原点に立ち帰ることが大切」と語った。

 他に、全国各地で三浦綾子文学の読書会を展開する森下辰衛氏(三浦綾子記念文学館特別研究員)が、同文学に証されているキリストの愛について紹介。大友浩氏(単立・札幌独立キリスト教会主管)は札幌バンドについて語り、札幌農学校の一期生と二期生による「イエスを信ずる者の契約」の意義を説いた。

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