「いのり☆フェスティバル」29日に開催 岡田斗司夫さんら招き中継も 2012年9月22日

 昨年10月に初めて開催され、業界内外のメディアから注目を浴びた「教会・団体・企業・学校・サークル・個人のためのフリーマーケット」が、今年も東京卸商センター(東京都台東区)で9月29日に開催される。

 自由な立場の有志実行委員会が主催する「いのり☆フェスティバル」(略称=いのフェス)は、キリスト教につながるあらゆる関係者が教派や企業、学校の「枠」を越えて一堂に会し、出会うことで、普遍的な「祈りの精神」を信徒以外の方々にも発信していくという国内唯一のイベント。代表者間の公的な連携ではなく、あくまで「草の根」のフラットな協働を志向するというのが特徴。

 昨年に引き続き、いのちのことば社、キリスト教リサイクルショップ「復活書店」がブースを構えるのに加え、今年はキリスト新聞社やドン・ボスコ社も参加し、より教派的な広がりが期待されている。他にも、独自に創作活動を続ける全国各地のクリエイター、アーティストらが作品を持ち寄り、互いの取り組みを分かち合う。

 また、同会場の一角では多彩なゲストを招いた企画も用意されており、すべてユーストリームで中継、配信される。11時、12時半からは、各30分のMigiwaさん(シンガーソングライター)によるミニライブ。午後1時半からは「カミとホトケと、時々、オタク」と題し、評論家の岡田斗司夫さん(株式会社オタキング代表)を招いて、関口康さん(日本キリスト改革派松戸小金原教会牧師)、吉村昇洋さん(曹洞宗普門寺副住職)を交えた鼎談も行う。司会を務めるのは元宣教師の波勢邦生さん(キリスト教ネットメディア研究会発起人)。

 午後4時15分から行われる体験型ワークショップ「食べる聖書」は、オリーブオイル・ソムリエ協会認定の資格を持つ久米小百合さん(教会音楽家)と一緒に、さまざまな食材を通して、聖書の世界を文字通り「味わおう」という企画。

 実行委員会は前回の手応えもふまえ、「キリスト教や聖書に興味はあっても教会に行くのは気が引けるという人も、イベント会場に立ち寄るつもりで気軽に参加してほしい」と意気込みを話す。

 時間は午前10時30分から午後6時まで。入場無料(鼎談の指定席のみ500円。要申込み)。詳しくは公式サイト「いのフェス・com」(http://www.inofest.com)、問合せは同実行委員会(Eメール inofest@gmail.com)まで。

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