『一六時四〇分』出版記念講演会 藤掛明氏「教会で人生学んだ」 2012年12月1日

 キリスト者の臨床心理士である藤掛明氏(聖学院大学准教授)による新刊『十六時四十分 がんになった臨床心理士のこころの記録』(キリスト新聞社)の出版を記念して、10月31日、東京都千代田区のお茶の水クリスチャンセンターで、出版記念講演会が行われた。

 同書はがん患者としての自身を語ったエッセイ。タイトルにある「16時40分」について、「このタイトルにこだわったのは、人生論を書きたかったから」。これは、「人生時計」からのネーミングで、人生を一日にたとえて24時間で表現することから付けられた。同氏が血液のがん、悪性リンパ腫の末期と診断されたのは50歳。人生時計では16時40分であった。

 講演では、自身が妹に伝道される形で信仰の道に入ったことや、闘病時の様子、執筆に至った経緯を語った。同書は、月刊誌「スピリチュアリティー」に2010年4月から2012年3月まで連載された文章がもとになっている。

 同氏は、「書こうとしたときに明確な計画があったわけではない。書くアテもなく書いていた」と当時の様子を振り返り、同書の出版後に書評された中での気付きにも言及した。

 「教会で人生を学んだ」と語る同氏。大学受験での挫折から、法務省入省、そして大学への転職といった人生の節目において「右を選ぶか、左を選ぶか、たえずのたうちまわってきた。闘病を終え、今も迷いながら生きている」と胸中を明かした。

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