中国プロテスタント教会指導者 丁光訓氏が南京で死去 2012年12月8日

 中国プロテスタント教会指導者の1人、丁光訓氏(ティン クヮンシュン)=写真=が11月22日、南京で死去した。97歳。中国基督教協会、中国基督教三自愛国運動委員会の会長を長らく勤め、中国プロテスタント教会の代表者として、教派が解消した後も、国内外で「ティン主教」として知られていた。

 1915年9月20日、上海生まれ。37年、上海の聖ヨハネ大学卒、YMCA(基督教青年会)で奉仕した。42年、聖ヨハネ大学で神学学士取得、聖公会で青年活動を担当、郭秀梅さんと結婚。

 46年からカナダでキリスト教学生運動に関係、その後米コロンビア大学とユニオン神学校から文学修士号を取得、48年から51年はジュネーブで世界キリスト教学生同盟で活動した。

 51年末、中国に帰国、基督教三自愛国運動に参加、53年に南京の金陵協和神学院(南京ユニオン神学校)院長、54年に中国基督教三自愛国運動委員会常務委員。55年に中華聖公会浙江教区主教に聖別されたが、66年に文化大革命が始まると、南京近郊へ下放され、神学院院長職だけに留まった。80年には「基督教両会」(中国基督教協会と三自愛国運動委員会)の会長に就任した。

 85年、中国プロテスタント教会の慈善・社会活動機関「愛徳基金会」会長に就任、97年、「基督教両会」名誉会長。全国政治協商会議副主席、全国人民代表大会代表委員を務めた。

 世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事は、丁主教が中国の教会と社会、キリスト者と非キリスト者との間の和解に努めてきたことを称賛、1980年代、90年代に中国の教会を外側の世界に公開することに貢献した、と指摘した。【CJC】

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