リック・ウォレン牧師の子息自死 2013年4月27日

 「パーパス・ドリブン・チャーチ」(PDC)運動で知られる米国の著名なリック・ウォレン牧師の子息マシューさん(27)が4月5日午前自死した。同牧師が主宰するカリフォルニア州レイクフォレストのサドルバック教会が翌日発表した。

 「今わたしたちが感じている痛い悲しみに言葉もない。27歳で、サドルバックの誕生以来の会員だった末っ子のマシューが今日死んだ」とウォレン牧師は声明で述べている。

 「マシューは生まれた時から精神疾患と闘ってきた。うつ状態にもなり、自死という考えにも陥ったことがある。アメリカの最良の医師にかかったり、カウンセリングを受けたり、癒やしを祈ったりしたが、重荷は消えなかった」として「お父ちゃん、天国に行こうとしていることは分かるよ。なぜ今死んで、この痛みを終わらせることが出来ないの」と昔言っていたことが忘れられない。しかしそれから10年も生きていたのだ」と回想している。

 自死はショットガンによるもの。当初、警察も入手経路不明としていたが、マシューさんが、インターネットで購入したと見ている。ショットガンの登録番号は削り取られており、販売者の特定は困難とされている。

 サドルバック教会は、ウォレン牧師によって書かれた『人生を導く五つの目的』で注目を集め、PDC運動も世界中の教会へ広まった。

 ウォレン牧師は2009年1月、バラク・オバマ大統領就任式で開会の祈祷を務めた。

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