作家・曽野綾子氏が講演 「聖書のこの世を見る眼」2013年5月4日

作家の曽野綾子氏が「聖書のこの世を見る眼」と題して4月10日、東京・千代田区のカトリック麹町聖イグナチオ教会で講演した。会場の聖堂は、800の会衆席がほぼ満席となった。主催したのは、同教会の信徒団体「真和会」。

 曽野氏は、福音書をひいて、セム族の考え方やこの時代の掟などを考察し、読み解いた。

 幼稚園から聖心女子学院で学んできた曽野氏。入園の動機について「母が現世に振り回されない『拠り所』として入れさせたのではないか」と述べ、園児時代、自身の担任であった英国人修道女から受けた影響などを話した。

 曽野氏は、海外邦人宣教者活動援助後援会(JOMAS)の創始者である。海外で援助活動する日本人司祭や修道者に、一般から集めた寄付を支援金として送る活動を40年間続けてきた。

 現在は同会代表を退き、マダガスカルの口唇口蓋裂の子どもに無料で形成外科の手術を行う事業をしている。

 アフリカ・キャンプへ出向いたときのことを話し、「お金もない、学歴もない、頼りになる人もいない、ないないづくしで、国家が面倒をみないと死んでしまうような人たちが一番神を見る」と述べた。

 また、反戦歌を歌うことやデモに参加することなどは「おざなりの動き。たいしたことがない」と意見した。

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