さがみ九条の会 自民党草案と現憲法を比較 セミナーで西川重則氏が検証 2013年6月1日

 憲法改正反対集会ではなく、「自民党憲法改正草案」を現在の憲法と比較検証し、その相違点、特色を浮き彫りにしようという憲法セミナーに、靖国、憲法に関ってきたキリスト者として知られる、西川重則氏(とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局)が講師として参加した。

 セミナーは5月3日、ソレイユさがみ(神奈川県相模原市)で、「憲法改正は是か非か~自民党草案と現憲法を比較する~」と題して、さがみ九条の会(伊倉二郎代表)が主催、70人が参加した。

 西川氏は講演で、現在の憲法には民主主義の根本原理である主権在民、平和主義、国際協調主義が謳われているが、自民党草案には天皇を元首とする日本の平和だけが強調され、民主主義の根本原理が無視されていると話し、大事なことは、セミナーで学んだことを運動につなげ、国境を越えた国際連帯を構築し、平和を創り出すこととした。

 同九条の会の関係者は、「改正に賛成反対いずれの人も、まだ迷っている人も、自民党草案の中味を現行憲法と照合してみる必要が絶対にあると考え、このような集会を開いた」と語る。

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