「ヴォーリズと武蔵豊岡教会展」 埼玉県内唯一の設計を評価 2013年6月22日

 宣教師で建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880‐1964)が設計した、日基教団武蔵豊岡教会(埼玉県入間市河原町)=写真=の保存が決まったのを機会に、「ヴォーリズと武蔵豊岡教会展」(入間市の文化遺産を生かす会)が同市の丸広百貨店入間店のエントランスホールで開かれるなど関連の催しが行われた。

 同教会は1923年に建てられた木造建築で、正面の尖塔が特徴。埼玉県内ではヴォーリズの設計した唯一ものと言われ、教会近くの国道16号の拡幅に伴なう区画整理の影響で解体か保存かとなり、保存が決まり、年内に5㍍ほどの曳き家工事が予定される。

 丸広百貨店での同教会展は5月19日から26日まで、教会とヴォーリズが設立した近江兄弟社からの古写真や関係資料など、パネルを中心に展示した。オープニングでは田中入間市長、同教会の栗原清牧師の挨拶、教会の聖歌隊によるヴォーリズ作詞の賛美歌の披露があった。主催した同文化遺産を生かす会の染井佳夫氏(副会長)は「遠方からは、愛知県豊橋の建築を学ぶ学生と引き続いてその指導教官が訪れました。貴重な文化遺産がこの地にあることが改めてわかります」と話す。

 同教会展の連動企画「武蔵豊岡教会、旧石川組製糸西洋館をじっくり見学 こけーら散歩2013・春」も5月25日、同文化遺産を生かす会が実施。定員を大きく上回る50人が参加した。こちらの西洋館は教会の近くにあり、石川組製糸を創始した石川幾太郎はキリスト者で女工の積極的な教育に取り組むなど慈愛に満ちた雇用形態を行ったとされる。

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