「現代社会に伝道する牧師」 日本伝道協議会全国大会 東京 2013年7月6日

 「現代社会に伝道する牧師」を主題に、第23回日本伝道協議会全国大会が6月3日~4日、東京神学大学(東京都三鷹市)で開催された。日基教団の教職者や同大学の教員、神学生など約200人が参加した。同伝道協議会は、日基教団の伝道と教会形成の進展に取り組むための基盤作りを目的として、同大学と全国の教会の牧師によって組織される準備委員会(山口隆康委員長)が1990年から開催しているもの。

 初日の主題講演は、芳賀力氏(東京神学大学学長)=写真上=が担当。神代真砂実氏(東京神学大学教授)の司会によるシンポジウムでは、望月修(仙台広瀬河畔教会牧師)、高橋潤(中京教会牧師)、黒田若雄(高知教会牧師)の3氏がそれぞれ「福音」「牧会」「教会」の観点から発題した。

(左から)黒田、高橋、望月、神代の各氏

 2日目には、前教団宣教研究所委員長の宮本義弘氏(沼津教会牧師)による「教団宣教基礎理論について」と題する特別講演、分団協議、全体会などが行われた。信徒を対象にした第2部の公開講演会は、銀座教会(東京都中央区)に会場を移して行われ、「現代社会に証しする信徒」のテーマで、石丸昌彦(柿ノ木坂教会会員)、杉森耀子(小田原十字町教会会員)の両氏が講演した。

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 同協議会の当初の目的は、「教団紛争」以来、日基教団内に起こっている伝道に対する関心の衰退やキリスト教界全体の「地盤沈下」傾向を打開することにあった。「日本基督教団の危機と信仰告白」(第3回、92年)、「日本基督教団の崩壊はどこまで進むか―聖餐の乱れと教職の問題―」(第5回、94年)などの主題を経て、「21世紀の教団の形成と伝道―聖書と信仰告白―」(第12回、01年)、「合同教会としての日本基督教団―その法的基盤と教派的伝道―」(第15回、04年)といった主題に変わっていった。08年からは、名古屋、大阪、仙台、九州で地方大会が開催された。東京での全国大会開催は11年以来2年ぶり。

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