参院選前に危惧表明 2013年7月13日

日本ホーリネス教団
立憲政治の遵守求める

日本ホーリネス教団は6月11日、教団委員長・中西雅裕氏と、福音による和解委員会委員長・平野信二氏の連名で、安倍晋三首相宛に「私たちは立憲政治の遵守を求めます」と題する書簡を送付した。

 書簡では、7月21日の参議院選挙で、安倍首相が「憲法96条改正」を争点化することを表明したことに対し、「96条を変更し、改正手続きそのものを恣意的に政権与党に有利となるように誘導する手法に対し、立憲政治を根底から有名無実化するものとして重大な危惧を覚えます」と訴えている。

 その上で、ホーリネス教会が戦時中、「時の政府が恣意的に『改正』した治安維持法によって」弾圧を経験したことに触れ、「その系譜にある者として、国民と国を危機に陥れる、基本法規の恣意的な改変を見過ごすことはできません」としている。

日本同盟基督教団「教会と国家」委
見張り人の使命果たす

 日本同盟基督教団「教会と国家」委員会(柴田智悦委員長)は6月25日、「2013年7月21日投票予定の参議院選挙に際して」と題する文書を同教団諸教会に送付した。投票の際の参考にするよう呼びかけている。

 文書は二つの部分に分かれており、「憲法96条改定に対して」では、改憲をしやすくするために、改憲手続きを先に変えてしまうことは、立憲主義に反することだとし、「私たちは、主権者としての意志を、選挙という手段を通して、はっきりと表明すべきではないでしょうか」と訴える。

 「原発に対して」では、福島第一原発事故から2年しか経過していないにもかかわらず、原発再稼働・推進の声が大きくなっていることに懸念を覚え、「私たちは、故郷を追われたままでいる被災地の方々に寄り添い、これからのエネルギー政策に関しての態度を表すべきではないでしょうか」と呼びかけている。

 最後に、「私たちは、この時代のこの国に立てられた『見張り人』としての使命を果たす者でありたいと願わされます」としている。

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