「鎌倉宗教者会議」発足 宗教都市の実現目指す 2013年7月27日

 東日本大震災を契機として、鎌倉市内の宗教者・関係者が宗派を超えて祈りを合わせ、互いの伝統を学び合い、社会へ貢献することを目的とした「鎌倉宗教者会議」が6月28日に発足した。

 鶴岡八幡宮で行われた設立総会には、賛同した77の宗教者・団体から約50人が出席。同宮司の吉田茂穗氏が会長・代表理事に選ばれた。

 2011年3月の東日本大震災発生後、鎌倉ではキリスト教・神道・仏教の合同による「東日本大震災追善供養・復興祈願祭」が毎年行われてきた。11年4月11日に鶴岡八幡宮で行われた祈願祭には、400人以上の宗教関係者が参列し、約1万人の一般参列者とともに祈りをささげた。その後3宗教の交流が深まり、今年1月から同会議の設立準備委員会が開始された。

 発起人としてキリスト教からは、芹沢博仁(カトリック雪ノ下教会主任司祭)山口道孝(同教会協力司祭)、小林祐二(日本聖公会鎌倉聖ミカエル教会司祭)、荒井仁(日基教団鎌倉恩寵教会牧師)、松下道成(日基教団大船教会牧師)の各氏が名を連ねている。

 同会議は宗教者が、宗旨、宗派を超えて互いに尊重し、協力し合って、失われつつある「祈る心」を伝え育て、「宗教都市鎌倉」を実現することを目的としている。鎌倉文化圏における宗教者の交流、「追悼・復興祈願祭」の継続、催しや講演会等の実施、社会貢献に資する事業への協力などを活動内容として掲げている。

 事業計画には、鎌倉巡礼体験への取り組みや、鎌倉の風土・文化、芸術等を紹介する事業への支援なども盛り込まれている。

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