新宗連 〝すべてのいのち尊ぶ世界を実現〟 千鳥ケ淵で平和祈願式典 2013年9月14日

 新日本宗教団体連合会(新宗連)は8月14日、東京・九段の国立・千鳥ケ淵戦没者墓苑で「第48回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」(8.14式典)を開催した。

 式典は、教義や信条の違いを乗り越え宗教協力の理念のもと、「すべてのいのちを尊ぶ世界」の実現に向け、戦争犠牲者に慰霊の誠を捧げ、絶対非戦と平和実現の誓いを新たにするもの。

 あいさつに立った岡野聖法連合会理事長は、宗教を学ぶ者としての姿勢を述べた上で、「神仏の心にかなっているかを確認し、今生かされて生きているご恩を自覚し、周囲の人々の神性・仏性を拝み、身近なところから感謝の心、思いやりの心、おかげさまに報いる心を実践していくことが世界平和実現の第一歩」と語った。その後、女子青年による献灯=写真、折鶴の奉納、教団別礼拝が行われた。

 政府派遣団が収集した遺骨や、海外から帰還した部隊や遺族に渡すことのできなかった遺骨が納められている同墓苑では、今年も、硫黄島やソロモン諸島などから1千628体が新たに納められた。これまでに35万8260体が納骨された。

 同連合会・信教の自由委員会は8月1日、安倍首相宛てに「靖国神社の『公式参拝』等に関する意見書」を提出。安倍首相が5月に「靖国神社が戦争で倒れた英霊の魂を安んじる場として中心的な施設」と国会答弁で述べたことに触れ、「憲法は、国民がそれぞれ信じる宗教をとおして、戦争犠牲者を慰霊・追悼する自由を保障している」と指摘。国務大臣の公式参拝は、憲法で定める「信教の自由」「政教分離」に違背する、としている。

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