「UNHCR難民映画祭」 28日から7会場で15作品上映 2013年9月21日

 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所は9月28日から「UNHCR難民映画祭」を青山学院アスタジオ(東京都渋谷区)、イタリア文化会館(東京都千代田区)、セルバンテス文化センター東京(東京都千代田区)など7会場で開催する。日本、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米発の15作品を上映予定。入場無料・先着順入場。

 映画祭は「描かれていることは、どこか遠い国の出来事ではない」をコンセプトに今年で8回目。

 UNHCRの統計によれば、現在世界中で4千500万人以上が国内外に避難し、今世紀最大となった。2012年だけで新たに760万人が難民、国内避難民となっている。特にシリアで起きている紛争は、現在世界で最も深刻な人道危機を引き起こし、9月3日時点で200万人以上が周辺諸国に保護を求めた。推定680万人が人道支援を必要とし、そのうちの420万人は国内避難民。政治的解決がなされない場合、周辺諸国に避難する難民は今年末までに350万人に達する、という。

 日本初上映となる『シリア、踏みにじられた人々と希望(原題 The Suffering Grasses)』(イアラ・リー監督、アメリカ、2012年)は、シリア内戦から発展した人道危機をもとに、トルコの難民キャンプでのインタビューを収録したドキュメンタリー。凄惨な内戦、平和を望む国民の悲痛な声を浮き彫りにし、暴力と非暴力の狭間で揺れ動く人々の声を捉える。

 上映作品、スケジュールの詳細は、ホームページ(http://unhcr.refugeefilm.org/)を参照。

 

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