日基教団富士見町教会・献堂感謝式 地域に開かれ、根付く教会目指す 都市再開発事業を契機に新会堂 2013年11月9日

 日基教団富士見町教会(上田容功牧師・東京都千代田区)は都市再開発事業を契機に新会堂を建築、この度完成し、10月27日に関係者等150人を招いて献堂感謝式を行った。

 新会堂建築は、教会のあるJR飯田橋駅西口地域の文京施設軸の整備方針と民間の事業意欲により始められた再開発事業に、地権者として参加し進められた。2001年の街づくりを検討する会の発足後、準備組合が設立され、教会堂のある再開発を実現したいとの申し出を受け、検討する会から12年を経て完成された。

 新会堂は、エントランスホールの正面が全面ガラス張りに象徴されるように、地域に開かれ、街に根付いた教会を目指している。

 式辞で上田牧師は、「植村正久以来何よりも礼拝第一とする教会員にとって大きな喜び。建築は土台が全て。隠れた目に見えない部分が大切で、いかに教会の土台、イエス・キリストが大切か。縁の下の力持ちのように、教会を支えて下さっている天を見上げて賛美したい」と話した。

 祝辞で芳賀力氏(東京神学大学学長)、長山信夫氏(東京教区東支区長、銀座教会牧師)がそれぞれ、「日本の教会史のもう一つの源流、横浜バンドの植村正久が福音の種を、からし種を蒔くようにして歴史を刻み、一粒がここに至っている。私たちも蒔き続けなければいけない、止めてはいけない」。「東支区には50のそれぞれ伝統を持った教会があるが、無宗派で初めた植村は30年目に、諸教会と力を合わせていきたいと語っている。幸い旧教会が力を合わせている。富士見町は日本の代表的なプロテスタント教会の一つ、これからも共に歩みたい」と語った。

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