「再審無罪で喜ぶ顔見たい」 「袴田巖さんを救う会」が署名活動 2013年12月7日

 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で起きた「袴田事件」。第2次再審請求中の死刑囚・袴田巖さん(77)の支援団体「無実の死刑囚・袴田巖さんを救う会」(門間正輝代表)は11月19日、袴田さんの再審開始を求めて国会前の歩道上に「座り込み」でアピールし、署名活動を行った。日本カトリック正義と平和協議会などの関係者や、死刑問題に取り組んでいるカトリック神父も訪れていた。

 33年前のちょうどこの日、最高裁で上告棄却され、袴田さんの死刑が確定した。その日のうちに「救う会」は結成された。袴田さんは47年間におよぶ獄中生活の中で、拘禁性精神病を患っている。

 門間幸枝副代表は、「『救う会』は本来もっと早く解散しなくてはならないはず。再審無罪で喜ぶ巖さんの顔が見たい。先は長くないが、1日も長く家族と過ごしてほしい。自由の身になれば、精神病も治るのではないか。人は人と会って生きていけるものだ。それを会わせない、拘置所の責任もある。いくら本人が人に会いたくないと言っていたとしても、会わせてあげるべきではないか」と本紙に語った。

 袴田さんには2010年8月以降、面会できない状態が続き、健康状態も心配されている。

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