〝原発輸出にストップを〟 大阪で超教派の反原発シンポ 2013年12月14日

 「世界から見た日本の原発問題」と題するシンポジウムが11月9日、日本聖公会川口基督教会(大阪市西区)で開かれた=写真。聖公会、カトリック、日基教団、在日大韓基督教会、朝祷会のメンバーなど、教派を超えてキリスト者が参加。原発被災地からの避難者、関西の支援活動グループや、原発反対を訴えている市民グループ、仏教(真宗大谷派)からの参加者もあり、80人が出席した。原発問題を考える関西キリスト者集会実行委員会(岩城聰事務局代表・川口基督教会牧師)が主催した。

 「原発メーカー訴訟の会」事務局長の崔勝久氏(No Nukes Asia Actions Japan事務局長、原発体制を問うキリスト者ネットワーク共同代表)が基調講演を行った。原発事故の責任追及の対象となっていないメーカーに対して訴訟を起こすことを提起、それにより原発輸出にストップをかけることが必要だと訴えた。

 講演後には、それを補う形で、小山英之(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表)、佐藤勝十志(滋賀県内避難者の会副代表)、内藤新吾(原発体制を問うキリスト者ネットワーク共同代表、日本福音ルーテル稔台教会牧師)、長田浩昭(原子力行政を問い直す宗教者の会)、池島芙紀子(ストップ・ザ・もんじゅ代表)の5氏がテーマ別に報告。それぞれ、「福島原発事故の現状」、「原発被害者はなぜ集団訴訟に踏み切ったか」、「キリスト者(信仰者)として原発をどう考えるのか」、「仏教者・宗教者として、原子力問題を問う」、「自然と共存する脱原発エネルギーの町へ」をテーマとした。また、関西在住の避難者からも補足報告があった。

 岩城氏の話=キリスト者を中心に宗教者、無宗教の市民団体が一致して協力したこと、そして、具体的な行動への糸口が与えられたことを考えると、このような集会が実現したことの意義は極めて大きいと言わねばなりません。引き続きこの動きを継続していきたいと思っています。

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