マンデラ氏死去 教皇が弔意表明 2013年12月25日

 南アフリカ共和国初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ氏が12月5日、ヨハネスブルクの自宅で死去した。95歳。アパルトヘイト(人種隔離)撤廃を主導、人種によって分断されていた南アを統一したことで知られる同氏は、世界の人種的融和の象徴的存在となり、1993年にはノーベル平和賞をフレデリック・ウィレム・デクラーク元大統領と共同受賞した。

 教皇フランシスコは6日、ジェイコブ・ズマ南ア大統領に弔電を送った。バチカンが発表した。教皇は弔電の中で「マンデラ元大統領は非暴力と和解、真実を礎に新生南アを造った。南アの人々が元大統領を範に正義と善を前面に打ち出すよう期待する」と述べた。

 同国各地の教会や礼拝所には8日、大勢の国民が集まり、祈りをささげた。(CJC)

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