グーテンベルク聖書 画像がネットで公開 バチカン 2013年12月25日

 活版印刷の発明者とされているヨハネス・グーテンベルクが、1455年に印刷した聖書のスキャン画像を、バチカン(ローマ教皇庁)がネット上に公開した。

 今回公開された聖書は、バチカン図書館と英オックスフォード大学ボドリアン図書館の提携により、総予算200万ポンド(約3・4億円)を投じ、今後3年間で150万ページをデジタル化しようというものの一環。

 今回デジタル化されたのは、グーテンベルク本人がドイツで印刷工房を稼働させた直後に印刷した1冊だとされている。公開されたスキャン画像は、聖書全体を写したものや、一部の文字のズーム画像なども含めると、全部で668枚にのぼる。ズーム機能や、閲覧履歴機能なども備えられ、グーテンベルク聖書を簡単に見ることができる。

 グーテンベルク自身は、活版印刷技術を用いて世界で初めて印刷聖書を世に送り出した。そのほとんどのページが42行の行組で構成されていることから「四十二行聖書」などとも呼ばれている。

 この聖書原本は現時点で世界に48部が確認されており、バチカン図書館では羊皮紙のもの1部、紙のもの1部の計2部を所蔵している。

 一方、日本では、慶應義塾大学図書館と東北学院大学シュネイダー記念中央図書館がそれぞれ紙のもの1部を所蔵している。(CJC)

 

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