〝障がい持つ人と共に〟 バプ連がブックレット 2014年1月25日

 日本バプテスト連盟「障害」者と教会委員会(内田章二委員長)は、ブックレット『共に礼拝し、共に宣教する教会――障害を持った人たちと歩む』=写真=を発行した。

 同委員会は、1994年・96年の同連盟総会での討議を経て、97年に臨時委員会が発足。98年から本格的な活動を開始した。2008年に『まなざし 証し集』を発行し、障がいを持つ人の声を収録。

 今回のブックレットでは、障がいを持った人たちと共に礼拝し、共に宣教にあずかっている教会の紹介を中心に、これまでの同委員会の講演録や機関紙「まなざし」からの記事などを収録した。

 第2章「障害を持った人が教会に訪ねてきたら」では、02年に発行した「教会で共に生きる」ハンドブックの改定版を収録。視力障がい、聴覚障がい、知的障がい、精神障がいを持った人、および車椅子利用の人と「共に歩む」ためのアドバイスを掲載している。

 内田氏は巻頭メッセージの中で、「昨今は『格差社会』や『勝ち組・負け組』といった言葉が日常的に語られ、人間を持ち物や能力でランク付けし、それによって強い者はさらに力を得、弱い者はますます小さくされていく状況が社会全体に広がりつつあります」と述べ、「そのような困難な時代の只中で、神の国のひな型としての教会は、神が造られたひとりひとりの存在を喜んでおられるという『いのちのメッセージ』を語り続け、発信していく必要があります」と語っている。

 ブックレットは定価500円(税込、送料別)。問い合わせ・注文は、茂原バプテスト教会・塩山宗満(℡・FAX0475・22・8275)まで。

 

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