上智大学が覚書を締結 ミクロネシアの高校と 2014年3月1日

 上智大学は、ミクロネシアの人材育成を支援し、日本との国際交流を促進するために、ミクロネシア連邦のザビエル高校と海外指定校の覚書を締結する。4月3日に四谷キャンパスで執り行われる本覚書への調印式を経て、秋学期から、同校から上智大への留学生を継続的に受け入れていくことになる。

 ザビエル高校はミクロネシア連邦のモリ大統領をはじめ、パラオ共和国、マーシャル諸島共和国などこの地域の政界・経済界のリーダーを輩出してきた。北西太平洋地域に位置するこれらの国々は歴史的にも日本と関係が深く、特にザビエル高校は上智大の設立母体であるイエズス会が運営している。

 上智大は文科省の推進する「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業(グローバル30)」並びに「大学の世界展開力強化事業~海外との戦略的高等教育連携支援~」採択校として、40カ国約180校の交換留学・学術交流協定校や教育機関との交流活動を行っている。

 ザビエル高等学校(ミクロネシア連邦)=1952年創立。同連邦チューク州ウエノ島にイエズス会によって設立された4年制の私立校。男女共学校(男子は寄宿舎制)。生徒数150人。米国の認定協会(WASC)から認定を受けている。大半の卒業生は、太平洋諸国や米国の大学へ進学するが、最近では日本、中国、台湾で勉強続ける生徒もいる。

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