世界福音同盟 今秋のソウル総会を延期 2014年3月1日

世界福音同盟(WEA)国際評議会は2月13日、今年10月に韓国ソウルで開催を予定していた総会を延期すると発表した。韓国福音派が分裂的状況に陥りながら、総会開催を進めていることが主な理由としている。発表の要旨は次の通り。

4年前に国際評議会がソウルでの総会開催を決定した際には、全世界的なキリストの体の中で韓国福音派諸教会の一致推進への期待があった。

 CCK(韓国キリスト教総連合会)の主導により諸教会が総会の準備を進めて来た。WEAも、総会が世界大の連合の発展と教会が一致して証しするという価値ある時となることを期待してプログラム開発と運営開始に着手していた。

 しかし評議会は、総会を今年ソウルで開催することは無理のようだ、と判断、CCKとも延期に合意した。

 6年に1回開催されるWEA総会の役割は、聖霊がその教会に語りかけることを聞き、加盟129連盟など諸団体が運営と各国レベルのリーダーシップを育成すること。総会は、WEAの各委員会やパートナーとしての組織が協働する方向を探り、特定のまた創造的な指導性を発揮する計画を審議する時であり、場所でもある。

 今回の延期は、パートナー組織の会議やWEAの各種委員会の延期を強制するものではない。総会に準備されていたプログラムは、地域別、国別の会議やWEA委員会などで取り組むことも予定されている。総会の新しい開催地、開催日は数カ月以内に発表する。

 評議会は、韓国教会の、国内だけではなく世界宣教における、重要且つエネルギーに満ちたそのビジョンに感謝を表明した。

 WEAのCEO兼総主事ジェフ・タニクリフ氏は、米クリスチャン・ポスト紙のインタビューに「特にこの数カ月間、韓国では論争と教会間の分裂があり、そのためにキリスト者の一致に焦点を当てた総会を同国で開催するのが難しくなった。韓国の教会は国内の問題により焦点を向けることが必要な状況で、総会のホスト国となる前にこれらの問題を解決しなければいけなかった」と説明した。

 タニクリフ氏は、韓国教会の分裂というのは主に組織に関するものだと指摘、「韓国の多くのキリスト教徒は自らが福音派であることを自認している。それぞれの信仰の中核的な部分においてはほとんど同様だが、好みや様式といった点で違いがある。しかし、神学的な違いがあるとまでは言えないと思う」と述べている。(CJC)

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