宣教の実情を分析、提言 東京基督教大に「日本宣教リサーチ」 2014年4月26日

 東京基督教大学(TCU、千葉県印西市、小林高徳学長)は4月より、国際宣教センター(FCC、倉沢正則センター長)内に「日本宣教リサーチ(JMR)」を設置した。

 これは、1980年から33年にわたり宣教団体の宣教地リサーチや教勢データの収集と分析を行ってきた「教会インフォメーションサービス(CIS)」の働きを継承するもの。教会情報がインターネットで手軽に得られるようになり、今日の必要により良く応えるため、「日本における唯一の福音主義大学の実践的研究所」であるFCCが継承した。

 教勢データの分析と日本宣教の研究を行い、日本の教会が直面する課題について根本的かつ現実的な提言を行うことを目的とする。

 ①日本宣教に関する情報の収集および現状の調査・分析、②日本宣教と日本の宗教・文化に関する神学的な課題の研究、③日本宣教や教会形成に関わる「包括的な宣教」方策の研究――を行う。

 山口陽一氏(東京基督教大学大学院神学研究科委員長)が代表を務め、『データブック 宣教の革新を求めて――データから見る日本の教会の現状と課題』(FCCブックレット)の研究がある柴田初男氏と、元CIS代表の花薗征夫氏が専門委員となる。

 活動内容は、①「日本宣教ニュース」の発行と、インターネットにおける情報提供(年2~4回)、②「日本宣教に関する現状と分析」のレポート発行(毎年1回)、③日本宣教に関するシンポジウムや研究会・研修会等の開催。

 JMRの活動は、同大学に寄付される指定献金によって賄われる。会員には、一般賛助会員(個人、1口2千円)と、特別賛助会員(教団・教派、宣教団体、1口3万円)がある。

 JMRは、「この移行にあたり、教勢データの調査と入力作業は大幅に縮小し、他の機関で集められたデータを活用させていただき、教派を超えた、また今日的状況に即した日本宣教の実状分析と研究、そこからの提言に力を注いで参ります」としている。

写真(左から)花薗、山口、柴田の各氏

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