集団的自衛権の行使を阻止 宗教者共同アピールに賛同者3千人超す 2014年4月26日

 宮城泰年(聖護院門跡門主)、松浦悟郎(前日本カトリック正義と平和協議会会長)、小橋孝一(日本キリスト教協議会議長)の3氏が呼びかけ人代表として昨年11月1日に発表した「集団的自衛権の行使に反対し、いのちと憲法9条を守ろう」宗教者共同アピールの賛同者数が、4月8日現在で3368人となった。

 このアピールは、「安倍首相は……立憲主義を否定し、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使を容認することによって、日本を再び『戦争する国』に仕立てあげようとする動きを強めております」とし、「私たち宗教者は、集団的自衛権の行使を容認することは、日本が再び戦争することであり、憲法9条と平和を破壊することでもあり、いのちを奪い、いのちを失うことであると考えます。どんな名目であっても戦争してはいけません。いのちを奪い合ってはいけないのです」と主張するもの。

 仏教やキリスト教などの宗教者52人が呼びかけ人となり、「宗教者九条の和」のホームページなどを通して賛同署名を募っている。

 4月9日には、参議院議員会館(東京都千代田区)で第1次集約集会が行われ、約80人が参加。松浦氏は、「今世界が争いの中に入ろうとしている『新冷戦』と言われている状況の中で、日本の持つ平和憲法の意味をしっかりと生き続けることが、どれだけ世界の平和にとって大きな力になるかということを踏まえて、あきらめないで頑張る必要がある」と主張。

 小橋氏は、「国内に浸透させていくと同時に、海外にもこの趣旨を広く訴えていかなければならない」と強調した。

 最後に参加者一同で、「私たち宗教者は、集団的自衛権行使の容認に反対する一点ですべての人々と共同を進め、集団的自衛権の行使容認を必ず阻止します」とする集会アピールを採択。

 閉会後は会館前で路上祈念集会を行い、「宗教者は平和を祈ります」「集団的自衛権の行使は戦争です」と訴えた=写真。第2次集約集会は、5月22日の開催を予定している。

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