WCC総幹事が8月に来日 仙台・東京・広島・京都を訪問 2014年6月28日

 世界教会協議会(WCC)のオラフ・トヴェイト総幹事が8月に来日し、1日から7日までに仙台・東京・広島・京都を訪問する。WCC総幹事の来日は、1999年のコンラッド・ライザー氏以来15年ぶり。

 トヴェイト総幹事は予定では1日に東京に到着し、2日に仙台を訪問。日基教団東北教区センターエマオで行われるシンポジウムに参加し、同教団東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」、会津放射能情報センター、東北ヘルプの各団体よりプレゼンテーションを受ける。日帰りで東京に戻り、3日は日本聖公会聖アンデレ教会の主日礼拝で聖餐式と礼拝説教を行い、午後は日本福音ルーテル教会東京教会で講演。

 4日は、WCC加盟教会の日基教団、在日大韓基督教会、日本聖公会、日本ハリストス正教会を公式訪問する。5日に広島へ移動し、平和記念資料館や日基教団広島流川教会を訪問。カトリック世界平和記念聖堂の平和祈願ミサでメッセージを述べる。6日、日本聖公会広島復活教会で原爆犠牲者追悼聖餐式に出席し、京都へ。在日大韓基督教会京都教会などを訪問し、カトリック河原町教会で講演。7日に日本を発つ。

 WCCからはトヴェイト総幹事の他、張裳(チャン・サン)(プレジデント)、金東聖(キム・ドンソン)(アジア担当幹事)、ジョナサン・フレリック(平和構築担当幹事)、チョン・ヨンチョル(アジア担当広報)の4氏も来日する。

 日本側では、「WCC総幹事来日準備委員会」を組織。長崎哲夫氏(日基教団総幹事)が委員長、金柄鎬(在日大韓基督教会総幹事)、相澤晃(日本聖公会総幹事)、加藤誠(日基教団世界宣教幹事)、網中彰子(日本キリスト教協議会総幹事)、西原廉太(WCC中央委員・日本聖公会)の各氏(順不同)が委員を務める。事務局は、高田輝樹氏(日基教団事務局)と西原氏が担う。

 3月28日および5月13日に準備委員会があり、経費について、日基教団が50万円、日本聖公会が30~40万円、在日大韓基督教会が10万円、NCCが10万円を負担することが決まった。

 東京での特別講演会は、「21世紀・世界エキュメニカル運動の課題と可能性」と題して、8月3日午後4時~6時、日本福音ルーテル教会東京教会(東京都新宿区)で行われる。参加費は無料。問い合わせは日基教団世界宣教部(℡03・3202・0544)まで。

 

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