ヴォーリズ没後50年・多彩な催し始まる ゆかりの近江八幡でー記念切手も発売 2014年10月18日

 日本中に1500以上の建築の設計をし、伝道、医療、教育、製薬販売事業など多岐にわたる社会貢献事業を展開したウイリアム・メレル・ヴォーリズの、没後50年を記念しての多彩な企画展、「ヴォーリズ・メモリアルin近江八幡」(WM.ヴォーリズ没後50年記念実行委員会主催)がヴォーリズゆかりの地、滋賀県近江八幡市で始まった。

 ヴォーリズ没後50年のこの機会に、その生涯や功績等を知り、そこに流れる「いのちへの眼差し」に触れてほしいーそんな願いをもって始められた企画展は10月を中心に11月まで、音楽会。ヴォーリズと関わる人物、建築、団体などについての講演会・ミニ講演会。ヴォーリズが愛した近江八幡とヴォーリズ建築を写真家と巡る撮影会、写真コンテスト。市内の展示テーマ、町並・ヴォーリズ建築群巡りなどが連日開催される。

 東京では、早稲田スコットホールギャラリー(東京都新宿区・早稲田奉仕園内)でヴォーリズ建築写真展を10月24日~11月4日まで開催する。

 また同50年を記念して、日本郵便滋賀では滋賀県内のヴォーリズ建築を集めた「ヴォーリズ没後五十年記念建築切手シート」=写真=を発売。図案にはヴォーリズ記念病院ソッカーハウス、堅田教会、今津教会、近江兄弟社学園ハイド記念館などが取り上げられた。

 今回の企画展について一粒社ヴォーリズ建築事務所史料広報室長の芹野与幸氏は「実行委員会の立ち上げは市民の皆さんが自主的に働きかけたもので、切手も郵便局の方から作らせてくれとの提案があった。市外からのツアーグループの参加がある中で、近江八幡の人々により理解してほしい、気付いてほしいとの思いもあります」と話す。

 

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